稽古について

 日本では障子に影を投影して子供達が楽しむ手影絵というのがあります、

中国や東南アジア・インドネシアでは影絵芝居というのがあると聞きました。

 

子供達は障子などに投影された影を見てどこか嬉しそうです。

子供達の目の輝きを見ているとどうもストーリー展開だけが楽しみではないようです。

一体何を感じているのでしょう。

まさか、情報量が少ないなとか思うわけではないでしょう。

 

投影された影には、理屈では言い表わせない生命存在のリアルさがあるように思えます。

子供達は理屈ではなく体でそれを感じ取り、ワクワク感を楽しんでいるのです。

 

私たちが生きていると実感できる場面は時代が進むにつれ少なくなってきました。

それらの多くをデジタル化という世の中の進行から取り残されたもの、AIから捨象されたものに感じます。

例えば、「お風呂が沸きました」という機械音は情報を伝えてくれますが、人の温もりは伝わってきません。

そんな時代を生きている私たちは、いつの間にか生きていると実感できる身体を都合よくどこかに置き忘れてきてしまったように思えます。

 

駒込稽古場の稽古は生きているという実感を身体全体で感じるための稽古を主目的としています。

「生きていると感じる」ことが生の営みを生み出します。

生命は私たちが気がつかないうちに日々展開して止まるところを知りません。

その動きを垣間観ることで、成長していることを実感する。

稽古は日本文化を生んだ身体の使い方の基礎や、個人教授、操法など適性や経験に則し多岐に渡ります。

 

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

「問合せフォーム」またはkomagomekeikojo@gmail.com

 

令和411

 駒込稽古場講師 今枝壮介

 

駒込稽古場は公益社団法人整体協会の身体教育研究所の認定した稽古場です。