大人になっていくにつれ、なくしていくものも多いでしょう。

その一方で会得できるものも増えていきます。

そう考える時、老いていく肉体と自分とに目眩を感じます。

 

若い頃はタガをはめるということが自由が奪われるようで嫌でした。

しかし野放しの生活の中で生まれたのは怠慢でした。

 

人が自発的にタガをはめると、心にも身体にも何かの動きを生むチカラが生まれることを知ったのは、身体教育研究所での「動法」の稽古からでした。そのエネルギーは生命力でもあると感じます。

自覚的にせよ、無自覚的にせよ、そこに起こる集注を持続させ、そこに溜められたエネルギーをある角度に向かってリリースすることで、新たな伊吹が生まれ、心が身体が充足して新しくなることを実感します。そこには、薬物もマインドコントロールもありません。

 

多人数でマニュアルにそってカルキュラムをこなしたら卒業、というものではなく、淡々とした日常の中で、自分にタガをかせ、新たに生まれるチカラを活用し、昨日とは違った自分を生きていく。そんな毎日が、大切な人生を形作っていくのではないでしょうか。 

駒込稽古場講師

 今枝壮介

 1957年東京港区出生、現在埼玉県在住

 2016年身体教育研究所の動法教授資格、2021年1月同研究所技術研究員資格を得て、2021年3月に駒込稽古場を開設。

 

鹿紫 王維

 

空山人不見

但聞人語響

返景入深森

復照青苔上

 

空山無人。

声音のみ響く。

森深く青苔上に

光が照り返している。

 

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